第1章†出会い

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「ところで美羽ちゃん、家はどこなんだい?」 美羽「え…」 蜜柑「この辺じゃ見かけんね」 美羽「……」 美羽はどう説明したらいいのかわからず黙ってしまった。 蜜柑「美羽?」 美羽「私…家はないの…」 蜜柑「え…」 美羽「私…両親いないから…」 美羽は悲しげに話した。 蜜柑「ごめん…」 美羽「いいよ…」 蜜柑「家がないって…これからどうするん?」 美羽「それは…(蜜柑を守りに来たなんて言えないし…)」 「もし行くところがないならここにおっていいよ」 美羽「え…」 蜜柑「じいちゃん、ほんま✨」 蜜柑が聞くと祖父は頷いた。 蜜柑「美羽、ここにおってや‼」 美羽「……。よろしくお願いします」 こうして美羽は蜜柑の家で生活することになった。
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