565人が本棚に入れています
本棚に追加
美羽が来て数日がたったある日―
美羽と蜜柑は丘に来ていた。
―――…
蜜柑「ハァ~…」
いつも元気な蜜柑が落ち込んでいた。
美羽「蜜柑、どうしたの?」
蜜柑「美羽…。ウチの親友から手紙が届いたんやけど…」
蜜柑の渡された手紙を見るとそこには簡潔な内容が書かれていた。
美羽「これは…」
蜜柑「酷いやろ?東京の天才が通える学校に行ったからってウチのこと忘れとるんや‼」
蜜柑は完全にいじけていた。
美羽「……(天才が通える学校…?)」
美羽は蜜柑の言った言葉に引っかかりを覚えた。
美羽「ねぇ、蜜柑…」
蜜柑「どうしたん?」
美羽「その学校…なんていうところ?」
蜜柑「えっと…。何やったっけ?……そや、確か…アリス学園…」
美羽「……‼」
アリス学園と聞いて美羽は驚きを隠せなかった。
最初のコメントを投稿しよう!