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仕方ない、用を足すしかないな。そうトイレの前に立ちながら思った。
ドアを開け、そして閉める勿論鍵を掛けてね。
そして、洋式便器に目を向ける。ごくりと唾を思わず飲み込んだ。
僕は顔や腕、胸などは一応確認したが、下半身の確認はしていない。
禁忌に触れるような気がして、見るに見れなかったのだ。
しか~し、そんなことは言っていられない。べ、別に喜んでないぞ、うん。
元の体に戻れるか分からないため今の身体に慣れていくしかない。
僕はこれまで以上に緊張しながら、腰掛けた。
そして、一気にパンツごとスカートを足首まで下げる。
恐る恐る視線を下に向けると、そこにはあるはずのものがやはりなかった。
ただ、黒く生い茂った森だけがそこにはある。
さすがに、覆い隠された部分までは確認する勇気はなく、僕はそのまま用を足した。
男のときとは違い、尿の角度を自由に調整できないのが少し違和感を感じたがそれ以外は何事もなく用は足し終えた。
男ならば、小の場合はわざわざ紙を使う必要がないのだが、女の体ではそうはいかない。
僕はトイレットペーパー越しに自分の性器の感触が伝達しないように厚めに紙をカットし、そして手早く拭き終えた。
そしてパンツとスカートを装着。
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