等身大―secand―

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夕焼け空の下を たくさんの人が学校からでてくる。 そん中でオレのとこに むかってくるこがいる。 「遅くなってごめんねっ!」 そう俺に笑いかけてくれるキミが嬉しかった。 何時間でも待てるし! 「制服さ汗でびっしょりだね」 当たり前じゃん。 キミのために 走ってきたんだし。 学校遠いけど、わざわざ自転車で来てないのも キミと帰るためなんだからさ‥。 「ありがとう」 ねぇ知ってる? ちょっとブルーだった気持ちも キミのその一言でどうでもよくなるんだよ。 オレとキミの影が並んで 夕焼けにそっと写しだされてた・・・。 .
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