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「そっちにいったぞー!」
サッカーボールが白金の髪の少年に向かって勢いよく転がる
「いけー!」
「任せて!」
少年はタンッと飛ぶように跳ねると見事な体の捻りでボールに蹴りを入れた
蹴られたボールはそのまま風のような勢いでゴールキーパーを通り越し網に引っ掛かる
白金の少年はスタッと着地すると「よっしゃー!!」と叫んだ
「うおぉぉぉ!!」
他の少年達も白金の少年に向かって駆け寄って抱きついたり喜び合った
「くそー…やっぱ隼人には適わねーな」
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