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さあて…困った事だ。 俺は今、ある倉庫の前に居たりする 目の前にはかつて仲間゛だった゛奴等が困ったようにこっちを見ている 「すみません紗智さん…ここを通すわけには…」 倉庫の中からは男なのか女なのか分からない甲高い喘ぎ声とアイツの攻める声が聞こえる うん、アイツに言われたんだね 俺を通すなって …でも、俺は言わなきゃいけないんだアイツに だから、 「どいて?」 「…ですから、侑さんに通すなと…」 あ、あいつの名前侑(ユウ)って言うんだけど… 「別に可愛い子ちゃんとにゃんにゃんを邪魔しようと思ってないんだよ?」 これ、返しに来たんだ そう言って2つの鍵を見せる 「そ、それは――!!」 「もう俺決めたの。だから…どいて?」 「…っ!!!」 俺の決心の強さが分かったのか皆は道を開けた 「ん、ありがと」
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