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あーこりゃ
殺されるな、お母様…
親より先立つ不幸をどうかお許しください。アーメン
「冗談言ってんじゃねえぞ。
本名言えや。」
凄んだ声で脅されたら言うしかねえだろ!
つかこっちは時間ねぇんだよ!
学校行って普通に友達と戯れてぇんだよ!
「あ、三浦日向です。」
よし、いえた
噛めずに言えたぜ金髪デカ野郎!
金髪デカ野郎は何も言わずあたしを見つめたまま騙った。
「お前、可愛いな」
はいぃぃぃ!?
確かにあたしは背小さいし幼児体型で可愛いかもしんないけどあんたみたいなイケメンに言われちゃあ勘違いしちゃうわよ!
「あは、そうっすか
そんじゃ」
あたしはそそくさとその場を去ろうと身構えた。
ガシッーー…
ん?ガシッ?
うぎゃあああああ
金髪デカ野郎があたしの腕を掴んでらっしゃるぅぅぅ!
どうする?どうする?日向ぁ
絶体絶命の大ピンチやぁ
早く学校にも行きたいのに~
「あ、あの?腕」
恐る恐る問いかけてみた。
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