その1、君の瞳に恋してる!

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  ジリリ、ジリリ 朝特有の不協和音。 あたしはそれを止めようと、天国(布団の中)から地獄(布団の外)に手を出す。 すると、もぞっとあたし以外の何かが動いた。 「ん、?」 「あ、気付いた?おはようさん☆」 「………ぎゃー!!」 朝起きたら隣にいた、 この色白金髪男。 何?何? あたし昨日、 お持ち帰りされたっけ?! 驚きのあまり、口をパクパクさせているあたしとは正反対に金髪は落ち着いた様子だ。 「俺はお前にしか見えへんから」 「は?」 「お前の願いを叶えるために来たんや」
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