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「まぁ、どうせ怖い夢の類でも見たんでしょ?」
間違ってない。
むしろ当たっているではないか。
否定するか、このまま沈黙を守るか、迷っていると彼女は言った。
「……………あんたは昔からあたしがいないとだめねー」
ため息混じりにそう言われた瞬間。
今まで抱えていたはずの、不安とか羞恥とか恐怖のように、無意識に避けてしまう感情が消えて、代わりに胸の辺りに暖かい灯りがともったように感じた。
そうだ。この人がいないとダメなんだ。この人にくっいてきたから僕は楽しかった。
無味無臭で何気ない一言。
普段なら流してしまうレベルのコトなのに、今夜の僕はなぜか反応していた。
安心していた。
それはきっと、あの想像の後に、泣いてしまったから。
思い出せば、ケータイに向かって思いっきり叫んでいた気がする。
「あなたに言いたいことがあります!
朝、明日、近くの公園で待ってます!!ずっと待ってます!!!」
え?えっ?と戸惑う彼女を完全に置き去りにしながら電話を切ると、僕は急いで机に向かっていた。
新しいルーズリーフを出して、タイトルを書き込む。
そのタイトルは「告白のセリフ」
彼女に対して募らせ続けた気持ちを言葉にする日が来たのだ、と、なんとなく、なんとなくだけれど、わかった。
今夜は眠れそうになかった。
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産業反省
わけわかんない(´・ω・`)
最初こんな話じゃなかったのにw
地の文?なにそれ?食えんの?
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