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「ねぇ…真人、なんで僕達には【誰も】来ないの?」
「…アイちゃんもマコト君も【ココ】では独りだから……でも、唯人には真人がいる。二人でいられるんだから【誰も】イラナイだろ?」
苦し紛れの真人の言葉に唯人は笑顔で頷いた。
「そうだね!ぼくには真人がいる。淋しくないもん!真人もそうでしょ?」
「そうだよ。俺には唯人がいればいい。淋しくなんかないよ!」
幼い【二人】の………
幼い強がり……。
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