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「我こそが、大魔王オセロットなり」
そう言って、奴は僕の方に一歩近付いた。
あーあ、あいつ、自分で大魔王とか言っちゃってるよ。
しかも、なんか身長とか軽く僕の二倍あるんですけど?
で、でも大丈夫!!
僕にはこの、聖剣『えくすかりばー』が……
「貴様、物差しで我に勝とうなど、笑止千万」
あ、これ物差しなんだ。
それならば、僕の仲間が……
「しかも一人で来るとは。見上げた根性なり」
あ、一人なんだ。
ザッピングでもしてろと?
せめて相方に、鼻の長い白犬とか、妙に青い猫型のアイツとかどうっすか?
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