プロローグ

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「よく聞け、皆の者! 私の名前は赤神 飛鳥(アカガミ アスカ)。 身長は152㎝!体重は一身上の都合により極秘!スリーサイズは各人の想像に任せる! だが、そんな個人情報はこの際どうでもよい! 心して聞くがいい。何を隠そう、私はなんと『正義の味方』だ!それはつまり、私はお前達全員の味方ということだ! この一年、私は、そのことをお前達にじっくりと分からせてやろうと思っている。 それ故、何か困ったことや助けて欲しいこと、力を貸して欲しいと思ったことがあったら、遠慮なく私に言うがいい。何時でも何処でも何度でも、私は例外なく受け付ける!お前達の力になってやる! もう一度だけ言う!私は、皆に平等な正義の味方だ!…以上!」 絶句する生徒。 凍りつく教室の空気。 そんなものに目もくれず、あのアホ女は満足気な表情で自身の席に戻っていく。 そんなアイツの姿を見ながら、俺は独り机の上に力無く突っ伏した。 ……あぁ。 今年も、俺の平穏な学校生活は、夢のまた夢に終わるのか、チクショウ。   

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