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「なァ、銀時」
「え?」
銀時は、久しぶりに会えた恋人の呼びかけに応えた。
「なんだよ、高杉」
「お前って・・・・」
「ん?」
「ウサギみたいだよな」
「は?」
いきなりの高杉の言葉に驚いた銀時は、素っ頓狂な声をあげた。
「何言って・・・・」
確かに、銀時の髪は白(銀色)で、目は赤いが、いきなり何故そんなことを?
「おめぇはウサギだよ」
先程とは違い、やや納得したように笑いながら、高杉は言った。
「なんでだよ」
訳の分からない、といったふうに銀時が問う。
再び、笑いながら高杉が言う。
「よく言うだろ?ウサギは淋しがり屋だってな」
「っ・・・・///」
やっと意味が分かった銀時は真っ赤になって俯いた。
「なァ、そうだろ?銀時」
高杉が銀時の耳元で囁いた。
「んぁ・・・・」
銀時は、こうされると弱いのだ。
「///」
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