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銀時が顔をあげた時見えたのは、高杉の勝ち誇ったような笑顔。
「・・・・・あぁ」
「あ?」
何だか悔しくなって、銀時はふて腐れたように言い放つ。
「悪りぃかよ。俺は淋しがり屋だよ・・・・///」
「銀・・・?」
「だから・・・そばにいやがれ馬鹿ヤロー///」
まさか、銀時からそんなこと言われるなんて思いもしていなかった高杉は、面食らい、言葉を失った。しばらく沈黙が流れる。
「高杉・・・・?」
さすがに長すぎる沈黙を不信に思い、銀時が高杉の顔を覗き込んだ。
すると、
「んっ!」
いきなり高杉に唇を塞がれる。
「んっ・・・ぁ・・んぅ」
しかも、舌まで侵入してきて。銀時の頭は真っ白になってしまった。
やがて唇が解放されると、休む間もなく押し倒される。
「ちょっ・・・高杉!?」
「まさか」
「っ・・・・」
高杉は、銀時の耳を甘噛みした。
「俺にあんなこと言って、ただで済むと思ってんのか?銀時ィ」
「ぅ・・・・」
思ってましたー。っていうかこうなるなんて思わなかったし?
的な顔をする銀時を見て、高杉は再び笑った。なんとも言えない黒い笑顔だ。
「安心しろ。そばにいてやるから」
「高杉・・・・」
銀時は、高杉に、今度は自分から触れるだけのキスをした。
その後、激しいキスがかえってきたのは、言うまでもないがーー
fin.
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