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「どうしたの?お兄ちゃん?電気もつけ…『グイッ』
…チュッ…
「…え?お兄ちゃん…今キス…」
事故とかじゃなく…ちゃんとしたキスだ…
「…お前あいつが好きなのか?」
やっと顔をあげたお兄ちゃんは切ない顔をしていた。
「…な何言って『俺はお前をあいつに渡す気なんか一切ねぇ…』
(お兄ちゃん…!?///)
…ドクン、ドクン、ドクン…
お兄ちゃんは立ち上がって言った
「…亜美香は俺の夢…知ってる?」
まっすぐな目で私を見てるお兄ちゃん
首をふる私にお兄ちゃんは『だろうな』という顔をした。
「俺はお前のこと妹として見てない…」
(えっ…!)
「どういう意味かわかるよな?」
(お兄ちゃん…本当に私のこと…)
そう思うと赤面してしまった。
「私!おおお風呂入ってくるっ!!!」
ここにいたらもっと空気が重くなりそうと感じた私は走ってお風呂に行った。
「…何言ってんだ俺…」
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