32人が本棚に入れています
本棚に追加
やはり、適度に涼しい朝。
小十郎は政宗の部屋にいた。
「おい小十郎、こうも風流だと
何か特別な事がしてぇなぁ」
「確かに、政宗様の気持ちも分かります。
木々からの木漏れ日。心地よい風。
仕事をしたくなくなるのも、確かに分かりますが…」
「ならいいじゃねぇか!丁度いい。
今日は我が国を色々見て回るか!」
「ふう…政宗様には適いませんなぁ」
そう言いながらも、政宗の発想は小十郎を楽しませる物ばかりで
政宗の突然の発想は、小十郎も楽しみになっていた。
(やはり…私は間違っていなかった。
もう、こんな事をするのはよそう。)
最初のコメントを投稿しよう!