姥捨(Ubasute)

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発令された時点で、全ての医療行為、特に延命治療等を禁じられ、もし行うと、家族、親族に対して、罰則がかせられる、国は安楽死を推奨する。 しかし、医療機関以外での安楽死は、認められない上、安楽死には多額の費用がかかる為、ほとんどの家庭では、自然死を待つしかないのである。 そして八十歳の誕生日を迎えると、強制的に発令される。 政治は混乱し、超党派の若手議員達は、人道的見地から、猛反対をしたが、議員や権力者は特権とされ該当しない為、依然として力を持つベテラン老議員の数の力により推し進められた。
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