『首なし事件』反骨の弁護士 正木ひろし

『権力への挑戦 始まった戦い』

正木弁護士は、

大塚巡査部長を暴行致死罪

根本、青柳両医師は証拠隠滅罪

として、告発状を水戸検事局に出しました。

その回答が３月末、正木弁護士の手元に届きました。

２人の医師は残念ながら不起訴でしたが、大塚巡査部長は起訴と決まりました。

大塚被告は事件発生から２ヶ月半後でようやく身柄を拘束され、取り調べられました。

正木弁護士も証人として取り調べられ、長倉村の旅館で書いたメモを証拠物として村岡予審判事に提出しました。

この゛メモ ゛が後々、またもや重大な奇跡を生むことになるのですが……。

それはまた、別の話……。