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今は草食系男子と呼ばれる事もある『男』と言う生き物。
実は、草食系と呼ばれるようになったのには、少なからず理由がある。
実際のところ、現代社会に生きる男達にとって、開拓する分野が見当たり難いという事と、そこに対する生き甲斐を感じにくくなったと言うのが本音のところであり、それが草食系に見られてしまう一因とも言える。
だが本来男という生き物は、守るべき物、または、その存在を自覚した時に、周りの者が目を疑うほどの現実を切り開く力を発揮する場合がある。
あらゆる理由から、今は『甲斐』がなかなか感じにくい時代となったため、その本能が目覚めず、心の奥深くに眠っているというのが本当のところだろう。
多くの男性達は、心の奥底に肉食系としての本能とも言うべき想いを秘めている。
ここで言う肉食とは、恋愛における事柄だけでは無く、先ほども述べた『開拓者』としての本能だということを覚えておいて欲しい。
では『開拓者』とは何なのか?という事になる。
ここで重ねて断っておきたいのだが、もちろん例外の人もいる。
『開拓者』――。
開拓者とは、読んで字の如くであるが、辞書を紐解いてみると「未開の地や、新しい分野、または、新たな進路を押し拡げる人」という意味になる。
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