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話は戻るが、男が浮気、愛人を作る場合、その人は征服欲の強い男性である可能性とトラウマによるものがある。
あとは、今満たされていない思いの穴埋めがあるだろう。
穴埋めの浮気は、そのままの意味となるので、ここでは触れない事としたい。
なので、征服欲とトラウマによる場合を語っておきたい。
征服欲からくる浮気の心理とは、一人の女性の心を掴んだら、次なる他の女性の心も掴みたくなる。という心理である。
そうして、浮気や愛人という現象が起こってくる。
これが、恋愛において現れた『開拓者精神』の姿と言えよう。
中には、単純に奥さん(妻)或いは彼女に対して愛想を尽かしたことによる浮気もあるだろう。
この場合、現実問題である、慰謝料の支払い、別れ話等が面倒という考えや思いから、離婚などの順序を踏まずに次の女性に手を出すという事を指す。
したがって、その浮気が愛想を尽かされて来たものか、『開拓者精神』によるものかを見分けるのは、少々難しい。
それを知るには、その男性とじっくり話しあう事と、行動から判断するしかない。
個人的な結論を言うと、浮気をしながら妻にも優しく接するのは『開拓者精神』による浮気である。
その男性が博愛主義者である可能性もあるが、付き合いか始まっているにも関わらず、愛想を尽かされたならば、完全に放っておかれるだろう。
男は本来、『開拓者』の一面を持っている。
ゆえに、生きる目的や理想を失った段階で、男性はその『開拓者精神』を恋愛に向けやすくなってしまうとも言える。
この目的や理想が無くなった。あるいは、行き着いた。という方程式から生まれた言葉が『英雄色を好む』なのであろうと思われる。
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