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昼食を食べ終えた私たちは、次にどこへ行こうか相談していた。
「どうするー?」
「うーん……」
なかなか行き先が決まらず、悩んでいると…
「私カラオケ行きたいなー」
「あ、いいですね!そうしましょ!」
杏先輩の意見で私たちは駅近くのカラオケ店に向かった。
「申し訳ございません。只今混み合っていてこちらの機種しか空いていないんですが…」
カラオケ店に着いたものの、やっぱりクリスマスだからなのだろうか、ほぼ満室の状態だった。
そして店員さんに言われた機種は、曲が少なく人気のないものだった。
「どうする?」
「私は構いませんよ。杏先輩が決めてください。」
「じゃあこれでお願いします。」
「はい。それでは204番の部屋になります。」
私たちは店員さんに言われた部屋に移動した。
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