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ある暖かい日の事である。
「ねぇ、清ちゃん?」
「ん?」
帆波の言葉に一文字で返事をする・・・
「掃除しない?」
・・・・・・
少しの間沈黙が続く。
「ねぇ?」
帆波が聞いてくる。
「帆波が1人でやれよ」
俺は寝ながら言う。
はたから見たら俺が悪い奴だが状況を見れば皆俺につくはずだ・・・
なんせ・・・
帆波の半径1mの間つまり帆波の周り(ホントに周り)しかゴミ散らばってないんだものwww
それを俺に手伝わせようだなんて・・・
やっぱりバカだwww
なんかもう何も言えねぇだよねwww
北島康介来て言って欲しいわwww
「わかったょ・・・」
寂しそうな声が耳に入る。
少し可哀想なことをした気がした。
「きゃ!!」
帆波の驚いた声が聞こえた。
「どしたぁ?」
俺はやっと布団から起き帆波を見ながら口を開いた。
「ゴキブリ・・・怖い」
帆波が珍しくビビっている。
「んなの潰せよ・・・」
俺は呆れ気味に言う。
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