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「清ちゃん?」
「ん?」
「ゲーセンいこ♪」
「やだ!!」
よくわからない会話がいつものパターンだ。
今回はいきなりゲーセンに行こうと言ってきた。
勿論金を出すのはこの私、度会清司でごさいますww
「ケチっ」
帆波が言う。
いやいやwww
ケチってなんすかwww
お金は僕がだすんですよww
行きたきゃ働いてくださいww
「行って何すんだよ?」
俺は冷静に聞いた。
もちろん返ってくる返事は決まっている。
「太鼓の達人♪」
帆波はものすごく輝いた目をして言う。
やはり・・・
「やだよ・・・お前鬼全部フルコンしたじゃん・・・」
俺は言う。
フルコンと言うのはフルコンボの略で一回もミスらずにクリアするのだが、帆波はレベルが違う。
鬼と言うのは太鼓の達人で最も難易度の高いレベルでそれをフルコン・・・
やはり神www
「ならドラムマニア!!」
またもや帆波が輝いた目をして言う。
「ドラマニは俺もやってるから無理♪」
明るく言ってやった。
ドラムマニアとは音楽に合わせドラムを叩くと言う単純なゲームだが、かなり奥が深く難しいゲームだ。
「じゃあいいや・・・家帰ろ?」
「どこに?」
「清くん家♪」
「無理☆」
元はと言うと勝手に帆波が俺の家に住み着いただけで帆波の家は実家のある秋田にしかない。
てかなんで俺の家ww
実家帰れやww
マジでww
ゲーセンとか行くから金が無くなる一方ですよww
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