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「ウワーン」
ものすごい顔で私は泣いているんだろう。
今まで清ちゃんがあんなに私に怒ったことはなかった。
だからこそ悲しいし
だからこそ素直にならないといけないと思った。
「ウワーン・・・清ちゃーん」
思わず清ちゃんの名前を呼んでいた。
私は行く宛もなくただ繁華街をブラブラしていただけで、周りから見ればただの不審者にしか見えないだろう。
私は清ちゃんの家に帰ることにした。
よく考えれば私がわがままばかり言い過ぎたのが原因で元はと言えば私が悪い。
素直に謝ることにした。
ただただ泣きながら帰路についた。
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