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エ「一緒に歩いてもイイのか?」
保健室に向かう途中、廊下を歩きながらエドは不安そうに聞いた。
美「何で?」
エ「だって噂になったりしたら…」
そう言いながらエドは、周りで不思議そうに自分たちを見つめているギャラリーを見た。
美「恥ずかしいけどこのまま他人のフリも無理だと思うし…」
エ「じゃあ、付き合ってるのかって聞かれたら?」
美「どうせ隠してても直ぐにバレるだろうから正直に言う…」
エ「そっか♪」
そう言うとエドはいきなり美咲の手を握ろうとした。慌てて手を上げる美咲。
美「な、何!?///」
エ「周りの奴等に正直に言うんだったら別に手ぇ繋いでもイイだろ?」
そう言うとエドはニヤリと笑った。美咲は顔を赤くする。
美「バ、バカ!///一緒に歩いてるだけでこんなに見られるのにそれ以上は無理!///」
そう言うと美咲は歩くスピードを速めた。
エ「チェッ。待てよ」
エドは口を尖らしながら慌てて付いていった。
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