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美「失礼します…」
ガラ…
ドアを開けるとそこには男子生徒に囲まれている華燐がいた。
「なぁ先生、俺と付き合ってみない?」
「バカ、相手にされるわけねぇだろ」
わっと笑う男子生徒。華燐もにっこりと笑っていた。そして美咲に気づき
華「ほら、そろそろ帰りなさい」
そう言うと男子たちは笑っていた。そして美咲に気づき
華「ほら、そろそろ帰りなさい」
そう言うと男子たちは笑いながら
「また来るぜ、華燐ちゃん♪」
と言って保健室から出ていった。美咲は男子生徒が離れるのを見届けると華燐の方に向き直った。
美「何かキャラが違くない?」
すると、華燐はハァとため息をつきいつもの声の調子で
華「役作りよ。仲良くしとけばいろんな情報が聞けるでしょ?」
それを聞いた美咲は苦笑いを浮かべながら
美「なるほどね」
そう言ってベッドに腰かけた。エドも隣に座ると弁当を膝に乗せ、ふたを開け始めた。
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