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キーンコーンカーンコーン…
チャイムの音と共に女子たちが一斉にエドの周りに集まった。隣に座っている美咲は入る隙も無い。男子も美咲を見てはヒソヒソと話している。
「ねぇねぇ、彼女とは上手くいってるの?」
「それってどんな子?」
エ「うっせぇなぁ…。そんなに聞きてぇのかよ」
めんどくさそうに言うと女子たちは揃って
「うん!」
と元気よく答えた。エドは大きなため息をつきながら
エ「俺の彼女は……めっちゃ可愛くて優しくておもしれぇやつ。ちなみにラブラブだ♪」
それを聞いた美咲は顔が真っ赤になった。
「エドワード君が言うならきっと凄い可愛い人なんだろうなぁ」
「あ、ねぇ大野さんはどんな彼氏?」
いきなりの質問にビックリする美咲。
美「あ、あたし…?」
「ぜひ聞きたいなぁ♪美人さんだから、きっとかっこいい彼氏なんだろうね♪」
美「び、美人だなんて…そんな…//////」
こういうのは慣れていない美咲は顔を更に赤くし、慌てて首を横に振る美咲を見て集まっていた女子は一斉に
「可愛いー!」
「けっこうクールだと思ってたのに照れ屋だなんて♪」
「そのギャップは反則ー♪」
と口々に言い始めた。
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