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すでに日は隠れ、明るすぎる程の満月が空に昇る時間帯
「この静けさ、気持ち悪いなぁ」
「夜だもの、仕方ないでしょ」
ずずっ…とお茶を啜りながら、横の男に冷静に対応する女、静岡
横に居る男、大阪は、盛大にため息をつき、さり気無く静岡のちょっと捲れたスカートに視線を向ける
大阪(あと1cmやねんけど…)
どうにか見れないか、何も無いフリをしながら見を屈める、が…
静岡「くたばれ!変態!」
大阪「ぐえっ!!」
静岡の見事な右手チョップが大阪の首に炸裂。大阪は地面に顔を埋める形に…
静岡「軽蔑…。死んで下さい」
静岡が嫌悪の表情を大阪に向けながら、お茶を啜る
大阪「なんで、俺が…」
大阪が半分涙目で静岡を見上げる。その時、大阪の表情が一気に変わった
大阪「…苺柄かぁ、結構趣味ええなぁ」
静岡「!!!!」
大阪の視線が自分の正座している足にいっている事に、静岡は気付き、頬をほんのり紅く染め、スカートを抑えた
静岡「お・お・さ・か?」
大阪「……はひ」
静岡は、大阪の支給品であるアイスピックをいつのまに奪ったのか、力強く握り、大阪に向かって振りかざす
大阪「ちょ、おい、す、すとっぷ!!!!!」
静岡「嫁入り前の女のパンツを見るなんて…、破廉恥にも程がある…!問答無用ぉぉ!!!」
大阪「うぎゃあぁあぁああ!!!」
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