2日目

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富山「う、そ…」 秋田「うおっ?!大丈夫か?」 放送終了の切断音と共にふらっと立ちくらみが起きた富山、それをぎりぎりで支える秋田 富山「ぎ、ふが…死んだ…?」 かたかたと口に手を当てながら震える富山、秋田はそれを見てかける言葉も無く、ただただ不安定な富山の体を支えるだけしかできなかった 秋田「…富山」 富山「愛知、大丈夫かな…。あの子、岐阜が居ないと生きていけないって言ってたし……!まさか、岐阜の後を追って…「富山!!」 秋田は富山の正面に立ち、肩を強く掴み、揺さぶった。 秋田「落ち着け!愛知は岐阜が死んだからって、簡単に自殺するやつじゃねぇだろ!!お前が取り乱してどうするんだ…!くっ…!」 俯いていた富山は、秋田の声で顔をゆっくり上げた。 そこには、自分と同じで、瞳に薄っすら涙を浮かべた秋田の表情… 富山「あき、た…?」 秋田「俺だって…!お前と一緒なんだよ…」 泣き顔を見せないように、富山から顔を反らし、袖で涙を拭う秋田 秋田「岩手…、福島…、山形…!!」 自分だけじゃない 後ろ姿の秋田を見て、富山はそう思った。 よく見てみれば、横では埼玉に背中を擦られている京都の姿も、 考えれば、富山の班はまだ死んでいるのは1人…。 秋田は3人、京都は2人、 自分は2人に比べれば、まだ浅い方なんだ、と今になって気付いた 富山「…秋田、ありがとう」  
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