*笹原 神×川瀬 李依子*

8/52
前へ
/108ページ
次へ
俺は記憶を引き出さない様に 明るく振る舞った. 「ごめんねぇ!もみじチャン;川瀬さん陵哉が行くって聞かなくて;」 そう言うと二人は 俺の顔を見て何か思い出したかの様に声を揃えた. 「「笹木だ.」」 …はい? 俺…笹原です. 「…もぅ笹木でいいよ.今日から笹木として生きるよ;;」 笹木で生きれたら どれだけ楽なんだろうな. てゆうか笹木ってダレ? もみじチャンは陵哉を見つめる 「陵哉教えて?って言えば?」 はい.出ました陵哉のSっ気. いやぁ…久しぶりだな. 「…さっさと教えなさいよ藍川」 そう言って陵哉を睨む 川瀬 李依子. なんだろう… 俺の事知りたがってる気が… 「コイツ笹原だぞ.」 そう言うともみじチャンは びっくりしていて 川瀬 李依子はへぇって 顔をしていた. 「ごめんね;;笹原くん!!!」 と謝るもみじチャン. あぁ…なんて 素直な子なんだろう.
/108ページ

最初のコメントを投稿しよう!

84人が本棚に入れています
本棚に追加