第3章・・・仲間・・・

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「でっかい蜘蛛が部屋に…」 セリーは泣きそうな 声で言った 「俺に蜘蛛を退治しろと?」 ヒロキは念のため聞いた セリーは何度も 首を縦にふった 「でってまんず…」 ヒロキはボソッっと言った 「でって…?」 セリーが不思議そうな 顔で聞いてきた 「いや…その…地方の方言だ、まったくもう、って意味だ、俺の昔住んでたところだ」 ヒロキはしまった という顔をした 「へ、へぇ」 セリーは無理矢理納得していた
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