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【鉄人28号】
原作者:2⃣横山光輝
『ビルのまちに ガオー
夜のハイウエーに ガオー
ダダダダ ダーンと たまがくる』
●記念すべきロボットアニメの原点作品
漫画連載と同時代の昭和30年代の日本を舞台に、リモコン次第で善にも悪にもなるロボットを巡り、少年探偵と悪人たちの攻防を描く物語。
リメイクを繰り返し、何度も映像化された人気作品である。
『マジンガーZ』を初めとする多くの作品に強い影響を与えている。 本来は少年探偵ものであったが、鉄人編が好評を博したため、ロボットものへと方針が変更されたとされる。
永井豪(1⃣0⃣)はイラスト付エッセイで小学生時代初めて「鉄人」を読んだ時の衝撃を語り、「当時自分はアトムの方が好きだったが、『マジンガーZ』を読み返すと鉄人の影響をより多く受けていたのがわかる」という趣旨の発言をしている
富野由悠季(1⃣3⃣)は小学生の頃に鉄人28号を見て、現実的な科学の観点から「こんなの嘘だ!(あの体格のロボットが、ビルの間で悠然と立ち回って戦闘できるわけが無い)」と毒づいている。
そのアンチテーゼは、無敵超人ザンボット3や機動戦士ガンダムなど富野の手がけた諸作品に表れている。
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