1963年~

9/10
前へ
/897ページ
次へ
【エイトマン】 原作者:平井和正、作画:桑田次郎 『光る海 光る大空 光る大地 行こう 無限の 地平線 走れエイトマン 弾よりも速く』 原作はSF作家の平井和正、作画は桑田次郎(現:桑田二郎)。 当時の『週刊少年マガジン』の看板作品で、アニメ化もされた。 科学者・谷方位博士によってスーパーロボットの電子頭脳に移植された 刑事・東八郎が8マンに変身し数々の難事件・怪事件に立ち向かうストーリー。 8マンのボディは、谷博士が国外から持ち込んだ戦闘用ロボット08号。 ハイマンガンスチール製の身体、超音波も聞き取れる耳、通常の壁なら透視できる「透視装置」の付いた眼、最高3000km/hで走れる能力(加速装置)を持ち、原子力(ウラニウム)をエネルギー源とする。 なお漫画版では、眼から「紫外線」を放つ事も出来る。 平井と桑田のコンビで本作が連載されるまでには、次のような経緯があった。 マガジン編集会議で、手塚治虫の『鉄腕アトム』を越えるようなロボット漫画を、マガジンで連載することが決定。 先行する『鉄腕アトム』とも『鉄人28号』とも異なる、「変身能力」「加速性能」というオリジナリティが受け入れられて採用された。本作は、平井の漫画原作家としてのデビュー作になる。 平井の原作を元に作画を行う漫画家も、原作と同様にオーディションで決定された。 その中には、少女漫画から転向して間もない松本零士もいたが、オーディションであることを知った時点で辞退したという。 選ばれた桑田は、講談社の『少年クラブ』で『月光仮面』を連載したことがあり、シャープでスマートな描線だったことから、選定された。image=467443924.jpg
/897ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加