1964~

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『スーパージェッター』 1965年アニメ総合点: 4位/11作品中 ・今は名だたるSF作家達が挙って脚本を担当したので現在でも十分鑑賞に耐えうる。 この作品は「ジャングル大帝」と共に当時としては珍しく数本分は「カラー」で製作され話題になった様です。 今観ても遜色はなくハイクオリティーの部類に入るでしょう。 ちなみに製作会社は「サザエさん」でお馴染みのエイケンですが何となく虫プロ作品に見えますね。それもそのはず、原作者の方は手塚治虫氏のアシスタントだったからです。 ・30世紀のタイム・パトロール隊員“ジェッター"は、事故で20世紀にタイムスリップしてしまう。 タイムマシン“流星号"の時間航行機能の故障で30世紀に戻れなくなったジェッターは、犯罪捜査に協力し20世紀の平和を守ることを決意。 愛車“流星号"で知り合った女性カメラマン`水島かおる'と共に、ジャガー含めた悪の組織に立ち向かっていく。 ・本作品は週刊少年サンデーで連載されていた久松文雄原作の『30世紀の少年』をアニメ化したもの“流星号"を使いこなしながら戦うというアクションドラマで、陸海空すべてを駆け巡り、電子頭脳を搭載してタイムマシンにもなる万能マシン“流星号"を乗って起こすスーパーアクションが見所でした。動きが単調なだけに余計スピーディーでスリリングな感がしましたね。 また透視能力のある`赤外線ゴーグル'や`パラライザー'・30秒間時間を止まられる`タイムストッパー'といった特殊道具もよかったです。 ・本作品は「鉄腕アトム」「エイトマン」のようにロボットやサイボーグではなく、未来人とはいえ人間が特殊スーツに身を包んで戦った初めての人型ヒーローで、“流星号"等の特殊装備を使ったアクション作品として今でも印象に残ってますので、評価は【とても良い】。 この特殊服に身を包んだ戦士の闘いというスタイルは後のアニメ作品に大きく影響を及ぼしました。
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