第1話 日常

7/10
前へ
/68ページ
次へ
基本、俺は学校で成績と関係ないところでは寝ているか何をするでもなく、ぼーっとしている。 しかし俺はテストでわりと上位をキープしているので注意されることはほとんど無い。 この例外を除いて… 「お前なぁ五十嵐!聞いてんのか?」 新山和美(ニイヤマカズミ)、教師の職に就いて3年目の新米教師かく俺のクラスの担任。 なにかと俺に絡む熱血馬鹿女教師。 まあ俺の個人的見解だけどな。 「……すいません。」 かと言って反抗するほど俺も馬鹿じゃない。 「またそれか…なんか他にないのか?ギャグとか。」 やはりこいつはおかしいんじゃないか? お前のせいで注目されてんじゃねぇか。目立つの嫌いなんだよ。 その後も何かとネチネチ言われたがスルーして終礼のチャイムがなった。 そしてHRを終え、誰と喋るでもなく席を立ち、バイト先へ向かった。 その際新山が絡んできたが無視を押し通した。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

673人が本棚に入れています
本棚に追加