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場所は変わり、辺りは見渡すかぎりの砂漠。
耳をつんざく轟音が鳴り響く。それは銃撃音であったり、爆発音。そして人の悲鳴であった。
砂煙の向こう側では小規模の輸送船団をＭＳで取り囲み追い掛け回している軍団がいた。
その司令艦と思われる中型の戦艦にたなびく旗はネオ・アース……
そこから数十キロ離れた所に突然の光の筋が落ちてきた。
その光の筋は砂漠に落ちると凄まじい爆音と砂煙を撒き散らした。
数十キロ離れた艦隊がすぐに気付くほどの………
事態に気付いたネオ・アースの上官キース＝クロフォードは直ぐに偵察部隊をその地点へと送り込んだ。
数機のＭＳが飛ぶこと１０分。偵察部隊から現着の報告が入る。
その後も次々と報告が上げられる。
①落下物は棺の様な形をした鉄の塊。
②その塊には∑と書かれている。
③その大きさは裕にＭＳが１機収まるぐらい。
④着地の衝撃で一部が歪んで中が覗けそうである。
その報告を境に偵察部隊との連絡は途絶えた………
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