エマヴォゲリオン

2/6
前へ
/25ページ
次へ
「僕は…僕はこれに乗らなきゃいけないんですか?」 「あぁそうだ。イヤなら帰れ」 「乗れるワケないよ。こんなの、乗れるワケないよーーー」 まーぼーは叫んだ。 やましーは言った。 「逃げるのか。現実から目を背けるのか」 まーぼーは下を向いたまま動かない。 「仕方ない。アナル高儀を乗せる。準備しろ」 「しかしアナル高儀はまだ完治していません」 「かまわん」 アナル高儀が寝台車で運ばれてきた。ケツに点滴がささっている。 まーぼーは胸と腰が痛んだ。 「分かったよ。僕が乗るよ」 まーぼーは乗る覚悟を決めた。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加