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「僕は…僕はこれに乗らなきゃいけないんですか?」
「あぁそうだ。イヤなら帰れ」
「乗れるワケないよ。こんなの、乗れるワケないよーーー」
まーぼーは叫んだ。
やましーは言った。
「逃げるのか。現実から目を背けるのか」
まーぼーは下を向いたまま動かない。
「仕方ない。アナル高儀を乗せる。準備しろ」
「しかしアナル高儀はまだ完治していません」
「かまわん」
アナル高儀が寝台車で運ばれてきた。ケツに点滴がささっている。
まーぼーは胸と腰が痛んだ。
「分かったよ。僕が乗るよ」
まーぼーは乗る覚悟を決めた。
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