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「ふみゅ!?」
頭を撫でられた桃ちゃんは顔を真っ赤にして倒れた。
とりあえず桃ちゃんをソファーに寝かせ自己紹介の続きをすることにした。
「じゃあ次はえーと・・・「・・・私は花咲 鈴(カザキ スズ)・・・・中学・・二年生・・・よろしく・・」
「あ、はい。よろしく」
僕は今までとは違ってとっても落ち着いた雰因気の自己紹介に驚きながら軽く頭を下げた。
まぁ、とりあえず
「はい、最後に姉さん自己紹介お願いします」
いまだ体育座りをしてブーイングしている姉さんに向かって僕はそう言う。
「私は花咲 零(カザキ レイ)高校ニ年生よろしく」
姉さんは世界の終わりみたいな声を出して自己紹介をした。
「姉さんとても暗いのですが・・・・」
姉さんは、また体育座りをしてしまった。
そこに英理子が僕の耳元で・・・
「頭を撫でてあげれば機嫌直るかもよ?」
などと微笑しながら言う。
はぁ~困った姉さんだ。年上の頭を撫でるのなんて結構恥ずかしいのに
まぁそれで機嫌が直るなら・・・
「姉さんさっきはごめんね」
僕はそういって姉さんの頭を撫でた。
「ユウト~!!」
ガバッ━━━━━
姉さんは勢いよく僕に抱きついて来た。
「わぁっ!?」
姉さんに勢いよく抱き締められたため僕はソファーに座ってる英理子を巻き込み倒れ込んだ。
あ、ちなみに向かい側のソファーに桃ちゃんが寝てます。
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