寂しい目😆😆😆

2/3
前へ
/49ページ
次へ
家の近くに視覚障害者の方達の訓練センターがあるせいか、視覚障害者の方や盲導犬に良く出会う。 先日も駅で盲導犬を連れた視覚障害者の方と出会い、訓練センターまで案内することになった。チョイ悪親父のチョイ悪ボランティア。 でもいつも思うことなんだけど、盲導犬は寂しい目をしてる。 考えてみれば、盲導犬である以上、走り回れないし、吠えれないし、甘えることも出来ないんだから、しょうがないと言えばしょうがないと言える。 ペットじゃないから、家族じゃないんだよな。あくまで主人と従者。可愛がりすぎると仕事に支障が出る可能性があると言うことで、どの飼い主も極力甘えさせないようにしている。 でも犬にしてみれば、なんでやねんの世界であるに違いない。 だから、盲導犬をみると胸が熱くなる。つい頭を撫でてやりたくなる。 「後少し辛抱しいや。もうすぐ、自由になるからな。」と心のなかで犬に話かける。 盲導犬は、長くて7、8年で引退する、あとは犬好きのボランティアの家族が引き取ってくれる。 そこで余生を送るが、一番遊びたい時に遊べない悲しさは、人間が思うより辛いかもしれない。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加