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「そういえば、前も、あ、いいや」
「いいよ」
綾は英喜が言おうとする事がわかった。
「前も、俺の手をひいたよね。
同じラブホに」
「うん」
「何で?」
初体験で行って、英喜が二人目だとは、ここでは言えるはずもない。
ここでは・・・
「じゃあ、現地で言うよ」
「現地ね~、現地?、は?は?」
英喜が言葉の意味を理解してもつれまくる、
「ざ~んねん。
私、今、あの日なの
できないけと、いいなら・・・」
「いいよ。
松本と一緒にいられるなら」
今度は綾が一本とられた。
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