ブラックアウト直前

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「あ、あ、よ、良かった~。 個人情報落としたかと思った。 良かった、良かった、あはは」 「ここに書いてあるのってさ~ 本当の事?」 綾が英喜の顔を覗き込む。 「携帯番号とアドレスは・・・」 「もう一つは?」 英喜は、また、料理を食べ始める。 「ねえ、もう一つは?」 英喜が立ち上がる。 綾に耳打ちする。 「本当だよ」 「普通に言え~!」 綾は英喜の頭を叩いた。
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