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「だって美紅、お料理できないもん。知っていてそんなこと言うなんて、おにいちゃんの意地悪」
美紅は頬を膨らませて一輝を軽く睨んだ。
そんな妹の態度を見て、一輝は忍び笑いを漏らした。
「悪い悪い。それでは、おにいさんが可愛いメイドさんのために作ってあげよう。
何かリクエストがあるなら言ってくれ。
あ、言っておくが、家にあるものでしか作れないから、そこのところは考えてくれよ」
「うんとね、オムライスがいい!いつも作ってくれるトロトロしたほうね」
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