通学路にて

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「断じて違う!ただ、おまえの胸が相変わらず成長していないなって思っただけだ」  反撃の一手という意味合いを含めて、一輝はそう反論した。このまま、妹に翻弄されっぱなしというのは、なんとなく悔しいと思ったからだ。  しかし、それは痛恨の悪手だった。
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