新学期と書いてカオスと読む

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「ねぇ~静花~これどうかな~」   「可愛いよ~!ねぇ椿~これどうかな~」   「男なら悩殺だね!」       そんな話を遠くから聞こえてくる   「向こうは楽しそうだな」   「ん、そうだな」   創が口を開くとそれは簡単に答えた 創はふぅ・・・と言いながら椅子にもたれ掛かっている   ちなみに俺と創はもう買ったのだ   俺は家に水着があると言ったが、静花曰く 「真幸も買わないと意味が無い!」 とのこと、しょうがないからまぁ、俺好みの水着を買った   まぁ、ハイビスカスの柄の入った水色の奴だがな     ・・・なんだ?趣味悪いか?   まぁ、野郎の水着を聞いたところで皆は嬉しくないだろう   だったらこれはどうだ     少し前の話だが、椿が来ていた水着だ   たしかあれは白の・・・・   「おまたせ~!」   「いや~ボク、どれが良いか迷ったぽよ~!」   どうやら静花と椿が戻ってきたみたいだな   「ん、やっと決めたか」   「まっちん、それ、デートで言うと好感度が一気に下がるぞ~!」   別に今はデートではないぞ     まぁ、決めたなら今日はこれでお開きだ   「静花、帰るぞ」   「え~もうちょっと色々みていこうよ~」   「そうだぞ~、まっちんはダメダメだなぁ~」   「全くだな」     皆まで言うな   と、心が折れそうになりながらも何とか立ち直って、その後皆でウィンドウショッピングを楽しんでいた
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