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「俺はっと・・・」
俺は人溜まりが出来ている場所へと到着すると自分が今年一緒になるクラスはどれかと探した
「・・・・お、2組か」
どうやら今年は2組のようだ
「お?真幸?真幸か!?」
どうやら俺を呼ぶ声がした
「んぁ?」
振り返るとそこには一人の男がいた
「俺だよ!俺!」
「俺俺詐欺はもう古いぜ?」
「そうだな、だから俺だよ」
「少しは突っ込めよ”創(ハジメ)”」
そこには親友
”阿久津 創(アクツ ハジメ)”が居た
「スルーは俺の専門特許だ」
ニカッと笑う
ちなみに言うがこいつは男の中ではかなりの”イケメン”だ
かなりバカだがな
「お前、何組なんだ?」
創に話をふられた
「俺?2組だ」
「お~今年も一緒だな」
創とは高校で知り合った仲だ
まぁ、新しくなるクラスで友人がいるのは何とも心強いことだ
「そうだな、よろしくな」
俺は手を出すと向こうも空気を読んだのか握手をしてくれた
「いや~絵になるねぇ~」
「・・・”椿(ツバキ)”」
「あ、ボクに構わずに続けて良いよ」
「いや、続けるも何も・・・」
「え?薔薇ですね!分かります!」
そしてこのオタクな女の子は俺の幼馴染
”四季 椿(シキ ツバキ)”だ
小動物みたいに可愛く、頭脳明晰で運動も出来るがどうしてか道を踏み外してしまったようだ
「オタクを舐めないでよね、フフン」
そんな茶色のショートヘアーを手櫛で整えてる当たりは問題ないが・・・台詞がなんだかなぁ・・・
ついでにこの後知ったが、椿も2組のようだった
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