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「飛ぼう! 大丈夫だよ!」 真夏の空に、花が咲く夜。天の川なんて見えなかった。 だけど朝斗(あさと)は笑ってた。 夏が姿を現し始め、急激に温度を上げた六月。 山と山の間に流れる河。真上に見える太陽が、高く上った水飛沫を照らす。キラキラして綺麗だね。液体の宝石さ。 「だいじょーぶ?」 「冷たーっ」高校の体操着を沈めて、顔を上げた彼が笑っている。「大丈夫、大丈夫」 変わらない夏の風景。
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