中学生

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毎日毎日、朝から夕方まで学校にいるのは苦痛だった。 先輩達は毎日のように学校で暴れている。窓ガラスを割り、廊下を金属バットを持って歩いてる人もいた。渡り廊下の屋根に登って遊んでる人もいた。もし屋根から落ちたら即死だろー、だから先生達は深追い出来ないでいる…そんな先生のイライラは関係ない生徒に向けられていた。答えがわからないとなんでわからないんだと怒る…意味が解らない…自分達のイライラを他の生徒にぶつけて楽しいのかと疑問に思う。そんな中でも俺の考えは変わらない…自分にその矛先が向かなければどーでもよかった。 そんなオーラが出ていたのか俺には誰も近寄らない…でも隣の女は関係ないかのように喋りかけてきた。別に鬱陶しいとかそんな事は思わなかった。
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