1251人が本棚に入れています
本棚に追加
/103ページ
俺はそいつと遊ぶよーになり、定時に入ったのもそいつの薦めで入る決意をしたんだ。
そいつは平和主義で一切喧嘩はしない。俺とは真逆な人間だった…何回も喧嘩は良くないから辞めろと言われ続けたが俺は聞く耳を持たない感じで話を流していた。
そいつは市外の人間だから学校が終わってから遊ぶ事が出来なかったから学校に行く前に遊んでいた。遊んでいる時に友達が俺に
「お前は絶対早死にする」
と言ってきた。
「もし早死にしたら葬式で笑ってくれよ!」
と俺は言った。
「じゃもしどっちかが死んだら悲しい顔はなしで笑って送ってくれよ」
と友達と約束した。
俺もそいつが死んだら笑って見送ってやると言った。
そんな約束をしても俺の生活は変わらなかった。喧嘩の日々、喧嘩をするたびに友達からはグチグチ言われていた。
俺が真面目に学校に行くよーになったのは友達が卒業してからだった。
友達が学校を卒業してからは仕事が忙しいのか遊ぶ時間は減っていて何ヶ月に一回位しか遊ばなくなっていた…
久しぶりに遊んだのが俺が3年になった時だった。
最初のコメントを投稿しよう!