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アランたちは無事フォックスたちと合流した。
アラン『よし。これでひとまず憂いは無くなったな』
アランが話し出すとフォックスとダンカンは顔をしかめる。
フォックス『おまえ何食った?』
アラン『おいし~いガムさ。な?』
アランは横にいたマリーとフォードに聞いた。
するとマリーはフォックスとダンカンに向かって息を吹きかけた。
マリー『は~』
ダンカン『う!』
ダンカンは強烈な甘味臭にたじろいた。
とりあえず無事合流できたことを5人はそれなりに喜び合い、再び工具店に入った。
フォックス・ダンカン『う!!』
アラン『何も言うな・・・・・・言いたいことはわかってる』
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一同は店の奥に進んで地べたに座り込んだ。
その中でフォードが見張り役として店の入口に戻った。
フォックス『生存者を発見したぜ』
マリー『ほんと!?』
ダンカン『あぁ、本当だ。
しかも事故現場が真ん前のカフェを営んでた一家なんだ』
フォックスとダンカンはテラー一家の事情と<暴君α>との攻防について説明した。
アラン『じゃあすぐにそこに向かって保護しよう』
マリー『それもどうかと思う。その生物兵器に遭遇したらその一家が危険過ぎる。
ただでさえ街にはゾンビがはびこってるのに』
マリーの言うことももっともだ。
一家3人を引き連れての戦闘はリスクが伴う。
まして相手が生物兵器とならなおさらであった。
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