RealDeath∞

脅威

ディーン『・・・・』

ディーンはサム、カーター、カルロの顔を見て悩んでいた。

ディーン『誰が行く？
俺が行ってもいいが』

リサ『じゃあ私も』

ディーンが街に行くと言えば必ずリサも同行すると言い張った。
ディーンとしてはリサには安全なとこで待ってて欲しいのだが言うことを聞いてくれない。

サム『ディーンが行くなら俺も行く。

カーターとカルロは残ってくれ』

カーターとカルロは特に異論もなく同意した。

ディーン『なぁリサ。
少しの間離れててくれないか?』

リサ『やだ。トラックにいれば安全だもん』

サム『あきらめろディーン。もう時間がない。
リサにはコンテナ内で大人しくしてもらえばいい』

サムは見兼ねてリサの同行を許した。
リサはニコニコしながらディーンを見上げている。

ディーンは溜め息をつきながら出発の準備を整えたのだった。
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ついに準備が整った。
トラックのエンジン音が静かな平原に轟く。

ディーン『それじゃカーター、カルロ。
墜落事故のその後の展開に注意しててくれ』

カーター『あぁわかった。おまえらも生きて帰って来いよ』

ディーンは返事をせずにトラックを発進させた。
そして窓から手を出し「グー」サインをカーターに送った。